所長弁護士より

ロウタス法律事務所の所長の高橋です。
この度は、当事務所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
このページでは、私からの事務所説明と、勤務弁護士のメッセージを載せておりますので、ご参照いただければ幸いです。

1.事務所の方針

当事務所には、現在7人の弁護士が在籍しており、今年も含め、今後も弁護士を順次増員していく予定です。
当事務所は、「相続と知的財産権のナンバーワン事務所」を目指しており、弁護士を増やす理由は、当事務所の得意分野である相続事件と知的財産事件の専門性を高めるためです(取り扱い分野の拡張や支店を出すことは、現在のところ、予定していません)。
また、当事務所は「複数の事務所の法律相談を受けて、当事務所を選んだ方に依頼していただく」という方針をとっています。
「他の事務所と比べて選ばれる事務所となり、また、そうあり続ける」ために、絶えず専門性を高めることを怠りません。

2.取り扱い事件

相続事件と知的財産権事件がほとんどです。なお、相続事件と知的財産権事件では、数としては圧倒的に相続事件が多くなります。

3.事件処理の方針

「依頼者の満足のために妥協しないこと」を心がけています。
依頼者の希望に沿った事件処理を行うために、依頼者との打ち合わせを綿密に行い、
依頼者の希望を実現するために、証拠の収拾と調査を徹底的に行い、
依頼者の想いを相手や裁判所に伝えるために、書面の分かりやすさにこだわります。

4.勤務弁護士の育成について

(1)事件処理を通じた育成

全ての事件について、私が事件の進行を細かく把握しており、適宜アドバイスをします。
また、事務所内では、過去の事件処理から学んだノウハウを、所員誰もが容易に検索できるようにしてあります。
なお、所内に個室はなく、全ての弁護士が同じフロアにいるので、所内の意思疎通は常時緊密に行われています。

(2)弁護士会議によるノウハウの共有

週に1回程度、所内の弁護士全員による会議を行なっています。
議題は決まっていませんが、処理中の事件の重要な局面を所員全員で検討する、研修やセミナーの成果を共有する、新人弁護士へのアドバイスを行う等、所員全員のノウハウ向上につながる様々な取り組みを継続しています。

5.ロウタス法律事務所に就職することのメリット・デメリット

(1)メリット

ア 相続・知的財産事件特有のノウハウが速く習得できる
同種事件を短期間に大量に繰り返し処理するので、まんべんなく色々な事件を行う場合よりも、ノウハウの取得は速くなります。

イ どの事件にも共通する事件処理能力も速く身につく
当事務所では事件が増え続けていますので、弁護士一人当たりの担当事件数は、他の事務所より多くなっていると思います。
また、「他の事務所に負けない」ことを公言していますので、絶えず緊張感と向上心をもって事件処理にあたっています。
そのため、当事務所の勤務弁護士を見ている限り、相続・知的財産事件特有のノウハウだけでなく、どの事件処理にも共通して必要になる能力についても、比較的速く身についていると自負しています。

(2)デメリット

例えば、交通事故事件、医療過誤事件など専門性を要する他の事件特有のノウハウは、身につけにくいと思います。

6.所長から一言

私は、「職業の間に貴賎(一流と三流)は存在しないが、職業の中に貴賎の差は存在する。」と考えています。
勤務弁護士の先生方とは、
「弁護士になったことに満足せず、せっかく弁護士になったのだから、より一流の弁護士になれるように頑張り続けよう。」
と話し合っています。
こう話すと、事務所内がピリピリとしているように思われるかもしれませんが、勤務弁護士の先生方は、皆、内には強い向上心とプライドを持ちながらも、人当たりは穏やかで、人格的にバランスのとれた人ばかりです。
「先生に事件を依頼して本当に良かった。」と依頼者に心からの感謝をしてもらえたときの充実感は格別です。
当事務所は、向上心がある修習生を心から歓迎いたしますので、当事務所への就職を是非ご検討下さい。

村田弁護士より

67期の村田篤紀です。今年の1月から当事務所で勤務しております。
入所以来、日々、相続事件に向き合っております。ロースクール、司法試験、司法修習と、民法の親族・相続の条文を見る機会はあまり多くありませんでしたが、最近は毎日、民法の後ろの方の条文と格闘しております。

1 プロ意識の高さ

当事務所は、相続に特化した事務所です。また、先輩の先生方は「相続事件ならどこにも負けない」事務所になり、そうあり続けるために、事件処理に対して非常に高い意識を持っています。そのため、新人弁護士に要求される事件処理のレベルがもの凄く高いので、最初はついていくだけでも大変です。

2 事務所内のフォロー体制

新人には先輩たちについていくのも大変な事務所ですが、当事務所では、私のような新人弁護士を含め、弁護士全員のレベルアップのためにいろいろな取り組みをしているので、とても勉強になります。

(1)事務所会議

事務所では、毎週弁護士全員が参加する会議があり、そこで、終結した事件の報告や、最新判例の報告があります。
終結事件の報告では、担当の先生から、「事件処理において悩ましいポイントがどこで、それに対してどのような選択肢を考え、何を調べ、何を基準に処理方針を決定したのか」が報告されるため、自分が担当しない事件からも事件処理のコツを学ぶことができます。また、担当者の報告に対して、所長や他の先生からかなり厳しい突っ込みや、他の事件への応用方法に関するコメントがなされるので、1つの事件の処理について、担当の先生だけでなく、他の先生からの様々な視点も学ぶことができます。
報告だけで終わらないのは判例報告でも同じで、私も報告を担当したのですが、学生のときのような通り一遍の報告をすると、所長や先輩の先生から「なぜ裁判所がこのメルクマールを採用したか分かるか?」「類似判例では違う基準だが、なぜ違う基準になると思うか?」「事務所にあるこの事件に当てはめるとどうなるか?」が厳しい質問が入ります。ただ、そのときに先生方から教えていただく判例の解釈の仕方や、判例の実務への生かし方が本当に勉強になり、「同じ判決を読んでも、ここまで読み取る内容が違うのか」と毎回驚いています。

(2)事件処理

今はまだ主任として事件を任せてもらっていませんが、ただ事件を横で見たり起案をしているだけでなく、打ち合わせの前や起案の前に「どう考えて、何を目的にして、何をすべきか」について課題を与えられ、打ち合わせや起案の後に、自分の立てた処理方針のどこが適切でないのか、なぜ適切でないのか、あるべき事件処理方針を導くために、どういう順序で思考するか、をマンツーマンで指導してもらっており、日々自分が学生からプロに向けて考え方を変えていっていることが実感できます。

3 最後に

当事務所は、若手の弁護士が多いので、先輩弁護士と話がしやすく働きやすい環境です。また、事務所にはレベルの高い事件処理能力を身につけるために必要な体制が整っているので、意識を高く保つことができれば、どこまでも成長できる事務所だと思っています。
まだ教わることばかりですが、一緒に成長しようという意識の高い新人の先生に来てもらい、一緒に成長したいと思います。

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